電気ケトルのデメリット(欠点)
ここでは電気ケトルのデメリット(欠点)を紹介します。使い勝手の良いものではありますが、人によっては電気ポットの方が良いという場合もあるかと思います。
デメリットを知ることで最終的な判断の参考になるかと思います。
瞬間的な電気を使用するため、ブレーカーが落ちる可能性がある
電気ケトルの最大の弱点は、消費電力が高いため、ブレーカーが落ちる可能性がある点です。
消費電力は機種によって異なりますが、1200W(ワット)から1500Wくらいとなります。
このため、自宅のA(アンペア)が少ないと、これだけで落ちる可能性もありますし、たとえアンペアが高めであっても、電子レンジや電子調理器の最大出力、エアコンなどと共用しますと、それだけでブレーカーが落ちる可能性があります。
最低でも30Aは無いと厳しいでしょう。また、一つのコンセントグループから、まとめて消費電力のくう機器をつなげないことも重要です。
一人暮らしの物件などの場合、20Aの場合もありますので、配電盤の数字などでしっかり確認しましょう。
また、家族で住んでいる場合は、最低でも40Aは無いと心配です。特に、夏場や冬場にエアコンを使う場合は注意が必要です。
保温機能が無い
電気ケトルは原則保温機能がありません。このためいつでもすぐにお湯が使いたいときなどは不便です。この点は電気ポットの方が優れています。
ただ、ポットとケトルとの2つの機能を使い分けられる機種も発売されていますので、そちらを検討してみるのも良いでしょう。
詳しくは『電気ケトルのお薦め機種Part2』をご覧ください。
側面が熱くなる
海外メーカー製のものは、比較的簡単なつくりになっているため、側面が熱くなります。持ち手はもちろん問題ありません。
大人が使うのであれば問題ありませんが、小さいお子様がいる家庭では、子供が側面に触れてやけどをするという心配があるかと思います。
この場合は、日本製の象印のものを使うと良いでしょう。このあたりの問題を解決した製品が発売されています。